narunaru_narunaの日記

こんにちは、なーると申します。主にアニメやクイズゲームなどのブログです。

話数単位で選ぶ、2016年TVアニメ10選

というわけで、遅ればせながら行ってみましょう。

・2016年1月1日~12月31日までに放送されたTVアニメ(再放送を除く)から選定。
・1作品につき上限1話。
・順位は付けない。

 

昭和元禄落語心中 第五話 

 監督:畠山守/脚本:待田堂子/絵コンテ:田頭しのぶ/演出:浅利藤彰、村田尚樹/総作画監督: /作画監督:佐藤このみ、桜井正明、松尾亜希子、森本浩文

 

第一話などももちろん素晴らしかったのですが、一つ選ぶとしたら第五話ですかね。

若手落語家による芝居で女形を演じることで、菊比古が芸風を確立させるきっかけを掴む回です。石田彰さんの芝居もしかり、画面作りやBGMの入れ方などの演出もがっちり噛み合っていて、本当に素晴らしい回でした。

 

赤髪の白雪姫 2ndシーズン 第24話「そして物語、私の道」

 

監督:安藤真裕/脚本:赤尾でこ/絵コンテ:安藤真裕/演出:山岸大悟、森川さやか、安藤真裕総作画監督:藤田しげる、小森高博作画監督:杉薗朗子、玉置敬子、齋藤恒徳

赤髪の白雪姫からは2ndシーズンの最終話をチョイス。

お気に入りのシーンは、ラジ王子の手紙のところですね。福山さん、さすがです。

ダメ王子だったラジが白雪やゼンと関わることで成長していく所も見所の一つですが、身分違いの関係をどう考えるかというストーリーの主題にも大きく関わっている所が見逃せないですね。

そういう意味でも、本当ならリリアス編までアニメで見たかったのですが、それは贅沢というものでしょうか。

 

この素晴らしい世界に祝福を! 第6話「このろくでもない戦いに決着を!」

監督:金崎貴臣/脚本:上江洲誠/絵コンテ:斉藤哲人/演出:吉田俊司/総作画監督:小松桃花/作画監督:鵜池一馬、中澤勇一、木下ゆうき

 

第2期放送決定に祝福を!

ギャグ系の作品はあまり得意ではないのですが、声を上げて笑うことが何度となくありましたねぇ。雨宮さん、芝居してくだ(ry

その中でも第6話を選んでみました。デュラハン討伐回ですね。何度も見てますが、やっぱり楽しいです。その他だと、お気に入りは第2話でカエルにパックンチョされてるシーンですね。

 

キズナイーバー 第9話「万事休す……かしら」

 監督:小林寛/脚本:岡田麿里/絵コンテ・演出:篠原啓輔/作画監督石田一将、斉藤健吾 

TRIGGER×岡田麿里が原作のオリジナルアニメ。本作でも、岡田さんのめんどくさいところが全開でした。その中でも、第9話を選んでみました。痛みだけでなく心の声まで共有してしまい、それぞれの本心が相手に伝わってしまうという回でした。特に恐ろしいなと感じたのが、言葉とは全く逆の裏腹な思いが次々に明らかにされるというところでしょうか。

まあ、この設定だとこういう展開はやるだろうなとは思っていましたが、容赦のなさっぷりが想像以上でなかなかしんどかったです(褒め言葉)。みんなのトドメを差したのが、穂乃香のセリフだったというのも印象的でした。

 

Re:ゼロから始める異世界生活 第7話「ナツキ・スバルのリスタート」

 監督:渡邊政治/脚本:中村能子/絵コンテ:渡邊政治、許平康/演出:美甘義人/作画監督:楡木哲郎、山岡峻、豆塚あす香

 

ラノベ原作というところと、このタイトルから、ほのぼのした作品なのかと思っていたら、ガツンとやられて、それからは放送が楽しみになりました。2クールやっていただいたおかげで、お気に入りの回がたくさん出来ました。

 どれにしようか迷ったのですが、第7話を選びました。お話のポイントとして、スバルが能動的に、自分からあの選択をするところですね。スバルの決意のシーンは何度見ても引き込まれます。

その他だと、ほぼスバルとレムの会話のみで構成された第18話「ゼロから」や、白鯨討伐戦のフィニッシュ回である第21話「絶望に抗う賭け」なども好きですね。

そういえば、ちゃんとカウントしてませんが、リゼロほど通常のOP/EDが流れない作品

はないですね。それだけ本編の尺が長かったということなのかもしれませんね。 

 

NEW GAME!  第12話 ひとつ夢が叶いました! 

 監督:藤原 佳幸/脚本:志茂文彦/絵コンテ・演出:藤原 佳幸/作画監督:菊池愛、岡勇一
天﨑まなむ、山野雅明、久保茉莉子、藤原奈津子、高柳久美子、中川洋未、武藤幹、渡邉祐記

 

ゲーム制作というお仕事モノでありながら、日常系のようなテイストも見られ、のんびり楽しんで見ていましたが、不覚にも最終話の青葉と八神コウのやり取りにやられました。
作品としての主人公はもちろん青葉ですが、コウももう1人の主人公と言ってもいいんじゃないでしょうか、それぐらいの扱いだったかなと。個人的には、日笠陽子さん演じるキャラがお気に入りになることが多くて、コウもその1人ですね。

 

ねじ巻き精霊戦記 天鏡のアルデラミン Episode 02 不本意なる褒賞

 監督:市村徹夫/脚本:ヤスカワショウゴ/絵コンテ:浅香守生/演出:若林邦甫/総作画監督:宗崎暢芳/作画監督:桜井このみ、飯飼一幸、佐藤このみ、JEE JOONYYUN、ZANG YOU SHICK

 

原作未読の状態で見始めたのですが、1話、2話の感触がとても良かったので、そういったツイートをしたところ、ラノベ好きの友人に「この作品は合うから」と勧められました。それをきっかけに原作をチェックした結果、今ではすっかり原作ファンにもなりました。

お気に入りの回は、4話の演習回の最後の戦闘や、8話のカンナの話などもあるのですが、ここでは2話を挙げさせてもらいました。最後のイクタの独白は、原作とはシチュエーションが異なっている(ヤトリとの背中合わせのシーンに変更)のですが、ヤトリとの関係性が理解しやすく、とても良い改変だったかなと思います。

あらゆる英雄は過労で死ぬー

自分はそんな境地にすらたどり着けそうにもないですが、イクタに言わせればそれで良いのかもしれませんね。
 

響け!ユーフォニアム2 第五回 きせきのハーモニー

 監督:石原 立也/脚本:花田 十輝/絵コンテ:三好 一郎、石原 立也/演出:三好 一郎/作画監督:明見 裕子、角田 有希/作画監督補佐:丸子 達就/楽器作監:高橋 博行

 

ユーフォ2期からは関西大会の曲演奏がほぼ丸々流れる第五回をチョイスしました。ストーリー面だと、田中あすか先輩のエピソードが作品タイトルとも関連しており印象が強いですが、第五回で出てくるホールのモデルになっているであろう尼崎アルカイックホールが個人的にいろいろ思い入れがある場所だったので、こちらを選ばせていただきました。

ストーリー全般では1期の方が印象的でしたが、映像クオリティは相変わらず健在で、さすが京アニといったところでしょうか。

 

舟を編む 第一話 茫洋

脚本:佐藤卓哉/絵コンテ・演出:黒柳トシマサ/総作画監督青山浩行作画監督:島沢ノリコ、高木晴美、野口 孝行

 

 辞書を作る話、という程度の予備知識で見始めたのですが、おおよそアニメ向きでないこのお話を見事に引き込まれる作品に仕上がったなという印象です。

どの回が良かったかを選ぶのが非常に難しかったのですが、作品の顔とも言うべき1話をチョイスしました。プロローグに該当する冒頭のシーンでは本作のキーとなる観覧車と海が描かれていたのが印象的でした。また、本編冒頭、荒木さんと松本先生が蕎麦を食べるシーンや、ちょっとしたしぐさや店員が食器を片付けるところ、他のお客さんの所作なども含め、非常に丁寧に描かれているのが目に付きました。

もちろん、本編の内容が地味で動きが少ないというのも大きく影響しているのでしょうが、アニメ作りに対する矜持のようなものをその端々から見て取れたのは、とても好感の持てるものでした。

 

・ユーリ!!! on ICE 第9滑走 勇利VSユーリ おそロシア!!ロシア大会FS

 監督:山本沙代/ネーム(脚本原案):久保ミツロウ/絵コンテ:新留俊哉、宍戸淳、山本沙代、久木晃嗣/演出:小林孝志、山口美浩、大藪恭平/総作画監督:平松 禎史/総作画監督補佐:伊藤 憲子/作画監督:関口雅浩、島崎のぞみ、手島勇人、秋田学、梅津茜、丹羽恭利、三橋桜子

 

ガチの男子フィギュアスケートアニメ。本編のストーリーとしてはグランプリファイナルの金メダルを目指す、と簡単に説明できるシンプルなものですが、逆に言えば延々と競技シーンが流れるわけでして、どの回も圧巻でした。

ゆえにどの回を選ぶか非常に迷ったのですが、お気に入りのシーンが多い第9話ロシア大会FSを選びました。個人的には、イタリアの選手・ミケーレと妹のサーラのやり取りが見ていて微笑ましかったですね。

 

さて、いかがでしたでしょうか。

こうして見てみると、 自分らしい10選になった気がします。

来年もこうした作品に出会えることを楽しみにしつつ、新年を迎えたいと思います。