narunaru_narunaの日記

こんにちは、なーると申します。主にアニメやクイズゲームなどのブログです。

話数単位で選ぶ、2021年TVアニメ10選

ほぼ、1年に1回しか記事を更新しないものぐさ野郎ですな。

まあ、それでもこの企画だけは続けているという見方も出来なくはなくはなく…

 

企画概要はいつも通りですが、以下となります。

・2021年1月1日~12月31日までに放送されたTVアニメ(再放送を除く)から選定。
・1作品につき上限1話。
・順位は付けない。

 

では、行ってみましょう。

 

 

ウマ娘 プリティーダービー Season 2 第11話「この気持ちって」

 脚本:永井真吾 画コンテ:成田巧 演出:本間修 作画監督関口可奈味、Kim Eun-sun、Kim Yu-seon、Shin Jae-hee、Lee Sang Jin

ウマ娘については1期から楽しく視聴させていただいてますし、ゲームもガッツリではないですが遊んでおります。こんな色モノ作品なんて…と言っていたのは遠い昔だったり。

第2期だと、第10話のツインターボ回や、最終話の有馬からのライブなども人気があると思いますが、自分は第11話のテイオー&マックイーンのハロウィンデート回をチョイスしました。挫折からの復活や激しいライバル関係など、やや重めのエピソードが描かれることの多かったシリーズの中ではこの11話はお遊び中心ではあるのですが、ひと時の休息だったり、キタちゃん&サトちゃんの関係も垣間見えて、お気に入りだったりします。

この記事を書いていて気付いたのですが、第1期だと各話は第1Rのように"〜R"と表記されていますが、第2期では普通に”〜話”なんですね。統一するのを忘れちゃった?

 

Dr.STONE 第2期 11. PROLOGUE OF Dr.STONE 

 脚本:木戸雄一郎 絵コンテ:飯野慎也 演出:原田奈奈 作画監督:小美野雅彦、小林利充、山中純子、宮西多麻子、北村友幸、次橋有紀、三浦雅子、松井瑠生 総作画監督:岩佐裕子、森七奈、山中純子、宮西多麻子

Dr.stoneに関しては、第1期のアニメからすっかりハマってしまい、原作コミックスを最新まで常に追っているという感じですね。今回、10選にチョイスしていますが、どちらかというと作品推しの色合いが強いです。

第1期、2期と合わせると2クール+1クールと結構な話数があったのにまだプロローグかよ!という感じではありますが、原作を見ても分かるようにまだまだ話が続いていくので、アニメの方も末長く見られるとありがたいですね。

 

ゆるキャン△ SEASON2 第8話 ひとりのキャンプ

 脚本:田中仁 絵コンテ:金子伸吾 演出:相澤伽月 作画監督:近藤律子、北島勇樹、堤谷典子、遠藤大輔

ゆるキャン△ SEASON2からは、なでしこが1人でキャンプをする回をチョイスしました。なでしこが心配になってつい見に来てしまうリンや姉の桜は少し過保護すぎる気もしますが、大丈夫そうだと分かると本人には声を掛けずにそのままにする所もじんわりとして良いなと感じました。

また、キャンプの楽しさを他の人にも伝えようとするシーンでは、なでしこがリンから受け取ったものを広げていこうとする姿勢が見えるのも良いですね。夜景を撮るところなんかも、第1期の5話を思い出してしまいました。そういった繋がりや今までのやり取りが見えるのも気に入っています。

 

・シャドーハウス 第10話 最後の一対

 脚本:大野敏哉 絵コンテ:菅井嘉浩 演出:向山鶴美 作画監督:藤澤俊幸、藤裕子、松原栄介、柳澤彼方 総作画監督:大塚八愛

顔のない”シャドーたちと、それに仕える”生き人形”たちが暮らすシャドーハウスの物語、という一風変わった内容ですが、本編のみならず、OP/ED の隅々まで臨場感があってとても気に入っています。その中から、主人公であるケイトとエミリコたちの資質が試される「お披露目」回のラストである第10話をチョイスしました。条件のクリアを目指す二人の奮闘が印象に残りました。

第2期の制作も決まっているようなので、楽しみに待ちたいと思います。

 

ましろのおと 第四話 春の暁

 脚本:伊丹あき 絵コンテ:吉川博明 演出:平田政宗 演奏シーン絵コンテ:今村洋輝 演奏シーン演出:宇根信也 作画監督:大豆一博 総作画監督:川島尚、真島ジロウ

 

羅川真里茂が原作の津軽三味線をテーマにした漫画のアニメ化。当然ながら演奏シーンが見せ場なんですが、展開と演奏シーンがガチッと噛み合っていてグッと来ましたね。演奏シーンのための絵コンテや演出がクレジットされているのも納得でした。

EDのスタッフクレジットがあのフォントだと読みにくく、ちゃんとお名前を確認したい自分には少し辛かったです。

 

・オッドタクシー #13  どちらまで?

 脚本:此元和津也 絵コンテ:木下麦 演出:山井紗也香 作画監督:大野美葉、山縣亜紀、土信田和幸 総作画監督:中山裕美

サスペンス調の作風で「次はどうなるんだろう?」という興味が最後まで尽きないといった感じで、とにかく面白かったですね。派手なアクションなどはなく、お話でグイグイ見せていくタイプの作品というのも、自分の好みに合っていました。また、キャラのデザインなんかもきちんと計算されていて、ラストでそれが繋がった瞬間に思わず声を上げてしまいました。その他だと、キャストに芸人が多く起用されていましたが、ばっちりハマっていて、上手い使い方だなぁと感心しました。

オリジナルでもこういった作品が出てきてくれて、とにかく嬉しいですね。映画もあるようで、そちらも非常に楽しみです。

 

・かげきしょうじょ!! 第五幕 選ばれし乙女

 脚本:森下直 絵コンテ:森田宏幸 演出:安藤貴史 作画監督:塚本歩、茂木海渡、福井麻記、下地彩加、三橋桜子、日高真由美 総作画監督:髙田晃

正直、迷いました。どのエピソードを選ぶのかで。

1つを選ぶということで、第5話での山田彩子が自信を取り戻す回をチョイスしたのですが、第8話の星野薫の回、ラスト2話のオーディション回も捨て難し、ということで、正直、全編通してオススメです。

劇団員や芝居の話ということで、アニメにおける演者である声優自身とも切り離せないキャラを演じるわけで、それゆえに芝居へのウェイトも高く、非常に見応えがありました。ストーリー面でも、自分の心情とは異なるセリフを吐いてしまう場面もあり、思わず唸ってしまうシーンもありました。いやー堪りませんねぇ。

ちなみに、いくつかあるEDの組み合わせでは、杉本紗和(上坂すみれ)×山田彩子(佐々木李子)が一番好きですね。強い。

 

・月とライカと吸血姫 第7話 リコリスの料理ショー

 脚本:牧野圭祐 絵コンテ:須永司 演出:新留俊哉 作画監督:Kwon Oh sik、Lim Kuen soo、Chae Gwang Han、Jeong Yeon soon 総作画監督:加藤裕美、反町司、内田利明、渕脇泰賀

「宇宙飛行の実験のために吸血鬼の女の子が選ばれて宇宙に行く」というような、一風変わった設定なのですが、大まかにはボーイミーツガールですね。ヒロイン役に林原御大を引っ張り出してくるとはなかなかのチャレンジャーですが、狙い通りに魅力的なキャラに仕上がっていて良かったです。

チョイスしたのは、ヒロインであるイリナが宇宙を航行するエピソード。機密保持のため、料理番組を装った通信では緊迫したシーンとは裏腹にちょっと気の抜けたお気楽なBGMのミスマッチがなかなか面白かったです。シリーズ全体を通しての見せ場でもあり、機体がフワフワと飛び回るシーンはそれだけで見入ってしまいました。

 

無職転生 第17話 再会

 脚本:中本宗応 絵コンテ:長井龍雪 演出:髙嶋宏之 作画監督尾西真成人、

髙嶋宏之、塚本歩、野田猛、萩尾圭太、吉野彰敏 総作画監督:齊藤佳子

1つ前のエピソードで主人公・ルーデウスと父であるパウロの衝突があってからの和解する、という展開。正体がよく分からなかったギースがパウロと旧知の仲であることが判明します。ギースがルーデウスのことを知っていたということを踏まえると、ここまでの話の見え方が少し変わってきたり、パウロ、ルーデウスのどちらにも理解を示すギースの言葉にも説得力が出ますよね。サブタイトルである”再会”が最後に出るのも、二人が心の底から再び出会えたことをより強く表している様に思います。

 

DRAGON QUEST ダイの大冒険 30話 ポップの覚悟

 脚本:千葉克彦 絵コンテ:西村聡 演出:唐澤和也 作画監督:袴田裕二、山岡直子

 総作画監督:爲我井克美、小松こずえ

正直、めちゃくちゃ悩みました、どのエピソードを選ぶかで。

ダイの大冒険」のアニメは以前、1991年にもアニメ化されており、当時はVHSに録画したものが擦り切れてノイズだらけになるまで繰り返し視聴するぐらい何度も見ていましたが、最後までアニメ化されなかったのが本当に心残りでした。今回のアニメ化では原作の最後までやってくれるということで、しかも非常に良い出来で非常にありがたいことです。

どのエピソードも印象的ではあるのですが、やはりポップの回は外れないということで、ここはベタに選んでみました。

 

以上、10本となります。

正直言うと、今年は10本も行かないんじゃないかと不安に感じることもあったのですが、改めて見返してみると面白い、お気に入りの回が沢山あって、とても幸せなことだなぁと実感しております。

(と言いつつ、10本書くのも大変…日常的にやられてる方々、凄いです)

 

来年の年末もヒイヒイ言いながら、日常的にアニメを楽しみたいと思います。