話数単位で選ぶ、2016年TVアニメ10選
というわけで、遅ればせながら行ってみましょう。
・2016年1月1日~12月31日までに放送されたTVアニメ(再放送を除く)から選定。
・1作品につき上限1話。
・順位は付けない。
・昭和元禄落語心中 第五話
監督:畠山守/脚本:待田堂子/絵コンテ:田頭しのぶ/演出:浅利藤彰、村田尚樹/総作画監督: /作画監督:佐藤このみ、桜井正明、松尾亜希子、森本浩文
第一話などももちろん素晴らしかったのですが、一つ選ぶとしたら第五話ですかね。
若手落語家による芝居で女形を演じることで、菊比古が芸風を確立させるきっかけを掴む回です。石田彰さんの芝居もしかり、画面作りやBGMの入れ方などの演出もがっちり噛み合っていて、本当に素晴らしい回でした。
・赤髪の白雪姫 2ndシーズン 第24話「そして物語、私の道」
赤髪の白雪姫 Vol.12 <初回生産限定版>【Blu-ray】
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監督:安藤真裕/脚本:赤尾でこ/絵コンテ:安藤真裕/演出:山岸大悟、森川さやか、安藤真裕/総作画監督:藤田しげる、小森高博/作画監督:杉薗朗子、玉置敬子、齋藤恒徳
赤髪の白雪姫からは2ndシーズンの最終話をチョイス。
お気に入りのシーンは、ラジ王子の手紙のところですね。福山さん、さすがです。
ダメ王子だったラジが白雪やゼンと関わることで成長していく所も見所の一つですが、身分違いの関係をどう考えるかというストーリーの主題にも大きく関わっている所が見逃せないですね。
そういう意味でも、本当ならリリアス編までアニメで見たかったのですが、それは贅沢というものでしょうか。
・この素晴らしい世界に祝福を! 第6話「このろくでもない戦いに決着を!」
監督:金崎貴臣/脚本:上江洲誠/絵コンテ:斉藤哲人/演出:吉田俊司/総作画監督:小松桃花/作画監督:鵜池一馬、中澤勇一、木下ゆうき
第2期放送決定に祝福を!
ギャグ系の作品はあまり得意ではないのですが、声を上げて笑うことが何度となくありましたねぇ。雨宮さん、芝居してくだ(ry
その中でも第6話を選んでみました。デュラハン討伐回ですね。何度も見てますが、やっぱり楽しいです。その他だと、お気に入りは第2話でカエルにパックンチョされてるシーンですね。
・キズナイーバー 第9話「万事休す……かしら」
監督:小林寛/脚本:岡田麿里/絵コンテ・演出:篠原啓輔/作画監督:石田一将、斉藤健吾
TRIGGER×岡田麿里が原作のオリジナルアニメ。本作でも、岡田さんのめんどくさいところが全開でした。その中でも、第9話を選んでみました。痛みだけでなく心の声まで共有してしまい、それぞれの本心が相手に伝わってしまうという回でした。特に恐ろしいなと感じたのが、言葉とは全く逆の裏腹な思いが次々に明らかにされるというところでしょうか。
まあ、この設定だとこういう展開はやるだろうなとは思っていましたが、容赦のなさっぷりが想像以上でなかなかしんどかったです(褒め言葉)。みんなのトドメを差したのが、穂乃香のセリフだったというのも印象的でした。
・Re:ゼロから始める異世界生活 第7話「ナツキ・スバルのリスタート」
監督:渡邊政治/脚本:中村能子/絵コンテ:渡邊政治、許平康/演出:美甘義人/作画監督:楡木哲郎、山岡峻、豆塚あす香
ラノベ原作というところと、このタイトルから、ほのぼのした作品なのかと思っていたら、ガツンとやられて、それからは放送が楽しみになりました。2クールやっていただいたおかげで、お気に入りの回がたくさん出来ました。
どれにしようか迷ったのですが、第7話を選びました。お話のポイントとして、スバルが能動的に、自分からあの選択をするところですね。スバルの決意のシーンは何度見ても引き込まれます。
その他だと、ほぼスバルとレムの会話のみで構成された第18話「ゼロから」や、白鯨討伐戦のフィニッシュ回である第21話「絶望に抗う賭け」なども好きですね。
そういえば、ちゃんとカウントしてませんが、リゼロほど通常のOP/EDが流れない作品
はないですね。それだけ本編の尺が長かったということなのかもしれませんね。
・NEW GAME! 第12話 ひとつ夢が叶いました!
監督:藤原 佳幸/脚本:志茂文彦/絵コンテ・演出:藤原 佳幸/作画監督:菊池愛、岡勇一
天﨑まなむ、山野雅明、久保茉莉子、藤原奈津子、高柳久美子、中川洋未、武藤幹、渡邉祐記
ゲーム制作というお仕事モノでありながら、日常系のようなテイストも見られ、のんびり楽しんで見ていましたが、不覚にも最終話の青葉と八神コウのやり取りにやられました。
作品としての主人公はもちろん青葉ですが、コウももう1人の主人公と言ってもいいんじゃないでしょうか、それぐらいの扱いだったかなと。個人的には、日笠陽子さん演じるキャラがお気に入りになることが多くて、コウもその1人ですね。
・ねじ巻き精霊戦記 天鏡のアルデラミン Episode 02 不本意なる褒賞
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監督:市村徹夫/脚本:ヤスカワショウゴ/絵コンテ:浅香守生/演出:若林邦甫/総作画監督:宗崎暢芳/作画監督:桜井このみ、飯飼一幸、佐藤このみ、JEE JOONYYUN、ZANG YOU SHICK
原作未読の状態で見始めたのですが、1話、2話の感触がとても良かったので、そういったツイートをしたところ、ラノベ好きの友人に「この作品は合うから」と勧められました。それをきっかけに原作をチェックした結果、今ではすっかり原作ファンにもなりました。
お気に入りの回は、4話の演習回の最後の戦闘や、8話のカンナの話などもあるのですが、ここでは2話を挙げさせてもらいました。最後のイクタの独白は、原作とはシチュエーションが異なっている(ヤトリとの背中合わせのシーンに変更)のですが、ヤトリとの関係性が理解しやすく、とても良い改変だったかなと思います。
あらゆる英雄は過労で死ぬー
自分はそんな境地にすらたどり着けそうにもないですが、イクタに言わせればそれで良いのかもしれませんね。
・響け!ユーフォニアム2 第五回 きせきのハーモニー
監督:石原 立也/脚本:花田 十輝/絵コンテ:三好 一郎、石原 立也/演出:三好 一郎/作画監督:明見 裕子、角田 有希/作画監督補佐:丸子 達就/楽器作監:高橋 博行
ユーフォ2期からは関西大会の曲演奏がほぼ丸々流れる第五回をチョイスしました。ストーリー面だと、田中あすか先輩のエピソードが作品タイトルとも関連しており印象が強いですが、第五回で出てくるホールのモデルになっているであろう尼崎アルカイックホールが個人的にいろいろ思い入れがある場所だったので、こちらを選ばせていただきました。
ストーリー全般では1期の方が印象的でしたが、映像クオリティは相変わらず健在で、さすが京アニといったところでしょうか。
・舟を編む 第一話 茫洋
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脚本:佐藤卓哉/絵コンテ・演出:黒柳トシマサ/総作画監督:青山浩行/作画監督:島沢ノリコ、高木晴美、野口 孝行
辞書を作る話、という程度の予備知識で見始めたのですが、おおよそアニメ向きでないこのお話を見事に引き込まれる作品に仕上がったなという印象です。
どの回が良かったかを選ぶのが非常に難しかったのですが、作品の顔とも言うべき1話をチョイスしました。プロローグに該当する冒頭のシーンでは本作のキーとなる観覧車と海が描かれていたのが印象的でした。また、本編冒頭、荒木さんと松本先生が蕎麦を食べるシーンや、ちょっとしたしぐさや店員が食器を片付けるところ、他のお客さんの所作なども含め、非常に丁寧に描かれているのが目に付きました。
もちろん、本編の内容が地味で動きが少ないというのも大きく影響しているのでしょうが、アニメ作りに対する矜持のようなものをその端々から見て取れたのは、とても好感の持てるものでした。
・ユーリ!!! on ICE 第9滑走 勇利VSユーリ おそロシア!!ロシア大会FS
監督:山本沙代/ネーム(脚本原案):久保ミツロウ/絵コンテ:新留俊哉、宍戸淳、山本沙代、久木晃嗣/演出:小林孝志、山口美浩、大藪恭平/総作画監督:平松 禎史/総作画監督補佐:伊藤 憲子/作画監督:関口雅浩、島崎のぞみ、手島勇人、秋田学、梅津茜、丹羽恭利、三橋桜子
ガチの男子フィギュアスケートアニメ。本編のストーリーとしてはグランプリファイナルの金メダルを目指す、と簡単に説明できるシンプルなものですが、逆に言えば延々と競技シーンが流れるわけでして、どの回も圧巻でした。
ゆえにどの回を選ぶか非常に迷ったのですが、お気に入りのシーンが多い第9話ロシア大会FSを選びました。個人的には、イタリアの選手・ミケーレと妹のサーラのやり取りが見ていて微笑ましかったですね。
さて、いかがでしたでしょうか。
こうして見てみると、 自分らしい10選になった気がします。
来年もこうした作品に出会えることを楽しみにしつつ、新年を迎えたいと思います。
マイベストエピソード企画、やってみました。
ぎけんさん(@c_x)の企画に乗っかってみようと思います。
企画の概要は以下のとおり。
◆ マイベストエピソードのルール
・ 劇場版を除くすべてのアニメ作品の中から選出(配信系・OVA・18禁など)
・ 選ぶ話数は5~10個(最低5個、上限10個)
・ 1作品につき1話だけ
・ 順位はつけない
この企画で面白いなあと思ったのが、”「作品としてはベストに選ばないけど好きな話数」をコンセプトに、アニメ作品の好きな話数を選出し紹介する企画です。”という部分でしょうか。
せっかくなので、普段ならなかなか言及しない作品を挙げてみようかと思います。
ちなみに、以前やってた「好きなアニメ当てるまで帰れま10」はこんな感じでしたので、これらは今回は外します。
全部出ました〜ありがとうございます。
#好きなアニメ当てるまで帰れま10
true tears
GJ部
コードギアス・反逆のルルーシュ
喰霊−零
凪のあすから
花咲くいろは
SHIROBAKO
四月は君の嘘
電脳コイル
絶園のテンペスト
posted at 23:27:41
これから挙げる作品は、上記の10個より下とかそういうことではなく、ちょっとクセが強かったり、10個に収まり切らずに泣く泣く外した作品もあるので、その辺りをご理解いただければと思います。
では、早速いってみましょう。
#08 どてかい花火をあげてみろ
花田十輝先生の脚本担当回ですね。本作のテーマの一つであろう才能の違いによる成功/失敗や、持つ者 / 持たざる者の苦悩、といった内容が凝縮されている回でした。
いろいろと本編以外の事で(悪い意味で)話題になった作品でもありますが、個人的にはもう少し内容に関する感想を見たかった作品でもあります。
Episode06 その存在は漆黒
先ほど挙げた「さくら荘のペットな彼女」の原作者、鴨志田一先生の担当回。シリーズ構成はさくら荘〜と同じく岡田麿里さんなので、さくら荘〜からのご縁での起用なのでしょう。同じく岡田さんがシリーズ構成担当の「機動戦士ガンダム 鉄血のオルフェンズ」でも鴨志田さん担当回があります。
ここで挙げた回ではふたせ 文緒というキャラクターにスポットが当たっており、セレクターの願いであった小説家になる事を叶え続けているうちに、それがセレクターとの約束であったのか、ふたせ自身の使命であったのかがわからなくなり、ついには自分という存在があいまいになってしまう、といった内容でした。「誰が誰だかわからなくなる」という感想をいくつか見ましたが、今回はまさにそれが狙いだったと考えています。
願いを託す/託されることの意味を改めて問う、そういった回だったと思いますし、作品メタ視線では、それをライトノベル作家の鴨志田先生が書いているというのが興味深かったです。先生はどんな心境だったんでしょうね。
・氷菓
第17話 クドリャフカの順番
氷菓は以前挙げた10選から漏れてしまったので、今回チョイスしました。大好きな回がいくつもあるのですが、一つ選ぶならこの回ですかね。
謎解きに関しては、ちょっと奉太郎が超人的過ぎてなかなかスッと頭に入らない感じだったのですが、この回ほど”期待”という言葉のネガティブな面が強調されたお話はなかったように思います。
いろんなキャラクターの期待が出ては消え、自身の在り方に暗い影を落とす、その苦々しさも青春の1ページ…なのでしょうね。
キャスト陣に注目してみると、生徒会長&副会長を担当した森川さんと福山さんは同じ事務所ですし、天才に触れ自信喪失気味な漫研の先輩を、作家でもある浅野さんが演じているのがなかなか興味深かったです。
・伝説の勇者の伝説
#010 夕暮れ
同名小説のアニメ化。原作者の鏡貴也先生は、「いつか天魔の黒ウサギ」や「終わりのセラフ」なんかもアニメ化されていますね。まあ、個人的には伝勇伝の続きのアニメが見たくてBDを購入したりしたのですが、売り上げなどを見てもほぼその可能性はないのが残念ではありますが…。
10話を選んだのは、物語的にも大きな山場である事もそうなのですが、なんといっても役者陣の熱のこもった芝居ですね。ああいったギリギリの攻防と緊張感は、なかなか見れるものではありません。見た者に何かを残す、そういったシーンだったと思います。
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第26話 「モーニング・グローリー」
自分の中でのエウレカは、この回が事実上の最終回です…などと言ったら、ファンに叱られてしまうかもしれませんが、全体を通じてこの回がテンションMAXだったのは否めません。
ベタ過ぎる展開も、最後のカタルシスに向かってぐいぐいと引き込まれていきます。本編を見た方はきっと感じたであろうあの浮遊感。クライマックスのシーンでは思わずガッツポーズが出てしまいました。
ただ、あまりにもぶち上がってしまった自分のテンションは、結局は二度と再現する事なく最終回を迎えてしまいました。途中で素晴らしい回が来てしまうと、こういう事もありますよね。
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第12話 AIMバースト
レベルアッパー編のフィニッシュ回。自分の中でのレールガンは、事実上、このレベルアッパー編で終了です…と言い切ってもいいぐらい満足しました。ああ、滝壺理后が出たらまた呼んでくださいませ。
お話の展開もそうですが、やはり最後の敵ともいえる怪物とのバトルは迫力満点。また、今回10選に選ばせてもらったのは、原作との違いが興味深かったということもあります。
漫画版はTV放送前に読んでいたのですが、御坂のレベルアッパー使用者、ひいてはAIMバーストによって生み出されたバケモノに対するスタンスがほぼ180度違っています。その辺りは、やはり佐天涙子というキャラクターの影響と言えるでしょう。漫画版と比べると、低レベルキャラクターのストーリー内での扱い方がかなり改善されています。
持つ者 / 持たざる者の対比はアニメ版のテーマの一つとなっており、漫画版との違いが明確に見て取れます。そういった楽しみ方も、原作がある作品のアニメを楽しむ方法の1つと言えるでしょう。
第七話 追憶の肖像
同名漫画のアニメ化。今回チョイスさせていただいたのは、主人公の枸雅 匡平(くが きょうへい)が故郷の村を訪ねた際に、同行していた史場 日々乃(しば ひびの)に、匡平と枸雅 阿幾(くが あき)の間に起こった出来事について語る回です。最後に悲しい結末が待っているのですが、石川智晶さんの「夏の庭」という挿入曲がより一層涙を誘います。
また、この回のラストシーンにはちょっとした仕掛けといいますか、何気なく見ていると見落としてしまうような描写があります。これに気づいた時には思わず震えてしまいました。ここで詳しく述べると冗長になってしまうので、別のエントリーで書いてみたいと思います。
さて、ここからはちょっとした変化球を投げてみましょう。
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第18話「メメント・モリ」
同名漫画のアニメ化ですが、原作に詳しい友人いわく、漫画版からかなり改変されていたとのこと。アニメ版では、主人公・早瀬浩一のクズっぷりや、ヒロイン・城崎絵美の「あなた、最低です!」(CV. 能登麻美子)の印象が強かったですね。
ここで挙げた18話ですが、さらわれたヒロインを助けに向かう浩一を待ち受けるのは、敵組織・加藤機関の代表である加藤 久嵩(かとう ひさたか)。トップ自らのお出迎えで緊迫感MAXのシーンかと思いきや、なぜか加藤はホタテを網で焼いてるんですね。
なぜにホタテ??
このシュールな絵面に、その日の感想含め、右腕だけでなく全てを持っていかれました。そういえば、カレー味のカステラとか、なにかと食べ物で印象が残る作品でもありました。メカものなのにねぇ…。
第7話 OP 「リリキュアGO!GO!」
絶望先生2期の第7話のOPです。たしか、原作だとあとがきの見開き2ページのみ記載されていたプ○キュアのパロディだったかと記憶していますが、それをここまでやるんかい!?というスタッフたちの本気を見ました。しかも、1回こっきり。うーん、なんとも贅沢な使い方ですね。
アニソン的にも、作詞 - うらん / 作曲・編曲 - 大久保薫 は豪華ですし、オープニング映像のディレクションは錦織敦史さん。全力を出し過ぎでしょう(笑)。まあ、本気だからこそ印象にも残るものだと思います。
最後は古めのものを、ということでこちら。
10. ダイの大冒険
#26 さらば孤独の戦士ヒュンケル!!決着の魔法剣
TVの録画にはまだVHSが全盛の時代で、何度も何度も見返した結果テープが傷んでしまい、再生時に随分ノイズが乗ってしまいました。おそらくはテープが切れる寸前だったんでしょう。それぐらい繰り返し見ていました。
どれも思い入れがある回ばかりでなかなか選ぶのが大変でしたが、1つ挙げるということでこの回をチョイスしました。今だと古臭いとか言われちゃうんでしょうかね…。
さて、いかがでしたか。
こう言ってはなんですが、いろいろタイトルや話数を間違えていたり、それどころか内容も一部間違えていたりと、人間の記憶は曖昧なんだなと改めて実感しました。
今回ブログを書くにあたり、手元に映像があるものについては再確認していたのですが、見ていた当時の感情が思い出されたり、前とは違った印象を受けたりとなかなか有意義でした。こうやって見返してみるのもいいものですね。
話数で選ぶ2015年TVアニメ10選
というわけで、皆さんがやられているTVアニメ10選をやってみましょう。
前提としては、
・2015年に放送されたTVアニメからチョイスする。2014年から跨いで放送している作品については、放送日が2015年であれば対象とする
・同一作品からは1話分のみ選ぶこととする
あと、個人的な基準として、以下を追加します。
・複数回見たいと思えた話数を選ぶ
では、早速。
1:四月は君の嘘 第21話 雪
2014年10月期からの2クール作品。最終回はこの次の22話で、こちらの盛り上がりも相当なモノでしたが、個人的には21話が全話を通してダントツでした。リアルタイムで見てましたが、見終わった後は本当にため息しか出なかった記憶がありますね。
前半のAパートでの、ヒロインのかをりの今にも消えそうな白い色と、Bパートの公生が弾くコンクール曲の色調鮮やかなイメージの対比が心に強く残っています。余談ですが、公生が弾いた曲は今シーズンのフィギュアスケートで羽生くんがショートプログラムで流しているのと同じですね。
2:SHIROBAKO 第23話 続・ちゃぶ台返し
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同じ作品からは1話分だけ、ということで相当悩みました。19話の「釣れますか?」のアンデスチャッキーとか、最終話の宮森のスピーチとか、その他もろもろ…。どれも印象が強いですが、やはりここは、ずかちゃんの芝居と宮森の涙に1票ということで。
3:デス・パレード Episode 09 デス・カウンター
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元々はアニメミライ2013で「デス・ビリヤード」というタイトルで制作されたものがTVアニメ化された作品。アニメミライの時からお気に入りだったので、とても興味深く視聴できました。オムニバス形式といっていいかと思いますが、中でも、8話・9話のゲストキャラである島田(CV.櫻井孝宏)と辰巳(CV.藤原啓治)のキレっぷりはハンパ無かったです。内容も本編随一と思われるエグさでした。奇しくも、お二人はサイコパスに出演されていますね。そういうものを連想させる声なんでしょうかね。
4:響け!ユーフォニアム 第8話 おまつりトライアングル
吹奏楽モノということで、吹奏楽経験者の自分にはいろいろ思うところがあった作品ですが、楽器の質感とか、最終回のコンクールの空気感などの再現度は特に素晴らしかったです。個人的には、最終回でバスドラム(大太鼓)を演奏する描写で左手で楽器を押さえてるシーンに感動してました。
お話面では、やはり8話でしょうか。久美子と麗奈のやり取りは他と比べて異常に濃密ですよね。ものすごい愛の告白だなぁと思いながら見入ってしまいました。
5:赤髪の白雪姫 第4話 芽吹きの協奏曲響く、小さな手
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大好きな早見沙織さんが主演と主題歌を担当されるということで、放送前から楽しみにしていたのですが、本編が気に入って原作も全巻買ってしまいました。元々、少女漫画的なモノは結構好きなんです。
10選でも赤髪〜を挙げておられる方もチラホラ見ましたが、普通はクライマックスの11話ですよねぇ…。でも自分はなぜか篠原俊哉さん絵コンテ担当の4話が特にお気に入りです。
この回は白雪が宮廷薬剤師の試験を受けて一悶着するのですが、師匠であり仕事仲間であるリュウにもスポットが当たる回ですね。リュウがまた可愛いんですわ。
それにしても、自分のTLだと、リアルタイムの放送直後に篠原さんの名前が並んでいたのはなかなかおそろし…もとい、面白かったです、はい。
6:アイドルマスター シンデレラガールズ 第15話 When the spell is broken...
デレマスはゲームをやっていないので、完全にニワカですが、早見沙織さんが演じておられる高垣楓は人気キャラというのはさすがに知っていました。CDも「こいかぜ」は持っていたりします。
人気キャラだけあって、このフィーチャーっぷりは扱いがいいなと感じましたね。にしても、高垣という名字でダジャレ好き…うっ頭が
7:城下町のダンデライオン 第8話 王様の寄り道
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30分の中でいくつかお話が展開される深夜アニメだと珍しいオムニバス形式で、サクッと見れる良作でした。カッターこと松井恵理子さん目当てで見始めたのですが、最後まで楽しく視聴できました。
特にお気に入りが、8話の主人公の両親の馴れ初めのお話ですね。作品のテーマとして、一貫して「家族」とその在り様について描かれているのですが、それがよく現れている回でした。
8:六花の勇者 第10話 絶体絶命
ファンタジー作品の殻をかぶった人狼的な内容。主人公が罠に嵌められ、殺されかけるのですが、少しずつ味方を増やし(正確には敵でない人物を取り込んでいった、と言うべき?)、勇者を名乗る偽物を追いつめていくわけですが、10話はヒロインともいうべき某キャラが主人公に味方するようになる回。この回の某キャラの芝居は本当に良かったです。この人は本当にいいキャラを引き寄せるというか、いい役を掴むというか、そういうものを持っているんだなぁと改めて実感しました。
回りくどい表現にしているのは、一応ネタバレ回避という名目です。まあ、本編を見ていた方は問題なくわかると思いますが。
9:機動戦士ガンダム 鉄血のオルフェンズ 第7話 いさなとり
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長井さん&岡田さんがガンダムをやるということで、個人的に見ないわけにはいかない
のですが、今のところ楽しく視聴できていますね。ただ、マリーぽさはそこまで出てない気はします。1話、2話も面白かったですが、ここでは7話をチョイスしましょう。
7話はテイワズの一派とやり合う回ですが、特に戦闘シーンが面白かったです。ラフタと三日月のバトルも見応えがありましたし、戦艦同士のやり取りもなかなかのものでした。メカものですから、やはりバトルが映えてなんぼでしょう。
そうこう思っていたら、13話「葬送」もなかなかの回でした。1話や3話も捨てがたいですし、これからの放送も楽しみです。
10:落第騎士の英雄譚(キャバルリィ) 第10話 深海の魔女 VS 雷切
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内容的にはよくあるラノベですが、戦闘の演出はピカイチでした。それはOPからしてわかることではありますが。
特にこの10話の、主人公 黒鉄一輝の妹・珠雫(しずく)と東堂刀華(とうどうとうか)のバトルは見入るほどの素晴らしさでした。気合いの入り方が異常でしたね。この回だけでも見る価値はあるんじゃないかなと思います。
さて、いかがだったでしょうか。
いくつか10選のブログを拝見しましたが、作品は同じでも選んでる話数が少しずれてるのが多いですね(笑)。作品の見方が違っていて、とても興味深いです。
来年以降も、語りたくなるような作品に出会えるといいな、と切に願います。
2015年冬コミ。
今回、寄稿&レビューしたのは以下の3つです。
・PRANK! Vol.2 電撃文庫評論集1993-2015
PRANK Vol.2 - LandScape Official Site
灼眼のシャナについて寄稿しました。入門編ということで、軽めに作品の魅力などについて書いています。
・アニメノウ 「心が叫びたがってるんだ。」評論集
読んで字のごとく、ここさけの評論集ですね。わりといつもの感じになっちゃいました。
・Fani通 2015年上半期
作品レビューに参加しております。いつも通り、わりと好き勝手にレビューさせていただきました。
いずれも、思いの丈を綴らせていただきました。ご興味ある方はぜひに。
あと、適当に売り子のお手伝いをさせていただく予定です。お気軽に声を掛けて頂ければ幸いです。
「視聴者」という立場を利用する
最近、ブログも更新できていなかったのですが、ちょうど今放送中である、アルドノア・ゼロの2期目で少し興味深いシーンがあったので、それを中心に、「視聴者」という立場を利用しながら作品を見ることについて触れたいと思います。
以降、ネタバレを含みます。
「アルドノア・ゼロ」15話:旋転する罠 まで。
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ストーリー、とりわけ人間関係を扱う作品においては、誰が何を知っている(知らない、知らないことになっている)ということを意識しておくと、より深い視点で作品に触れることができます。登場キャラクターの関係性においては、概ね認識や事実・出来事の捉え方、価値観などの違いからギャップが生じて、それが起点となっていろいろなトラブルや事件が発生することが少なくないからです。
これ自体もなかなか面白いテーマなので、別のエントリーとして書く予定ですが、今回は「視聴者」という立場を意識した視聴方法について書いてみたいと思います。
当たり前ですが、視聴者は作品世界からかけ離れた存在であり、作品そのものに直接的にアプローチすることはできません。感想や激励、クレームといった形で制作者に間接的に影響を与えることはできますが、作品そのものに関わることはできません。関わってしまうと、その時点で作り手側の人間になってしまうからです(そういったケースはかなり稀でしょうが)。
それでいて、視聴者は作品中で語られる出来事については全て知っています。独り言や心の声、過去の出来事なんかも触れていますね。ただ、そこには制約があって「視聴者自身が視聴した範囲で語られたことしか知らない」わけです。推理モノなどではそこを利用して、あえてフェイクを含ませたり、叙述トリックで視聴者の盲点を突いたりといったこともあるでしょう。
ここで意識しておきたいのは、視聴者は何でも知りうるということです。逆に言えば、視聴者と同じ認識を持つ登場キャラクターはまず存在しません(全知全能の神のような存在がいれば話は別ですが)。視聴している時に、ただ出来事を順に頭に入れただけだと、誰が何を知っているかは曖昧になりがちで、いろいろな事実を見落とす可能性もあります。
具体的な例でちょうどよいのがあったので(アルドノア・ゼロ2期の15話)、簡単にシーンの解説をしてみたいと思います。
(以降、本編の内容を含みます)
この回では、スレインが義理の父であるザーツバルム卿を裏切り、殺すというなかなか衝撃的な展開が起こりますが、ここで注目したいのが最後のスレインの演説シーン。演説の中でスレインは、ザーツバルム卿への哀悼とアセイラム姫への想いを口にします。
その演説の放送を見ていた伊奈帆、彼は人の嘘を見抜ける目を持っていますが、「彼(スレイン)の言葉に嘘はない」と分析します。なお、彼の目の分析は心を読むといった超能力的なものではなく、人が嘘をつく場合の体の変化などを読み取るといったものなので、具体的にスレインがその内側に何を思っているかまでは認識していません。
さて。
ここで伊奈帆が言っている「嘘はない」とは、具体的はどの部分を指しているのでしょうか。その前に、伊奈帆が「この時点で登場しているアセイラム姫は偽物」ということを知っていることも付け加えておきましょう。
伊奈帆の視点で考えてみると、アセイラム姫に対するスレインの言葉に嘘はない、といっているわけです。どうやら替え玉を使ってはいるが、姫への忠誠は本物である、と感じているわけです。当然ですが、スレインがザーツバルム卿を殺した事実を伊奈帆は知りません。なので、嘘をついていないと認識できることはあくまでアセイラム姫についての部分のみです。
それに対して、スレインがザーツバルム卿を殺したことを我々は知っています。それを踏まえて、改めてスレインの言葉と、伊奈帆の「嘘はない」と分析したことを思い返してみると、スレインがザーツバルム卿のことを2人目の父として慕っていたということに関しても嘘はない、ということになります。
少し深読みし過ぎの可能性はありますが、スレインのザーツバルム卿への最後のセリフが「とうさん」であったことと、何とも言えない複雑な表情からしても、そういう意図で作られたシーンであると判断してもよいかと思います。
あるいは、あの罠自体は伊奈帆に仕掛けるために用意していたというセリフもあるので、今回の仕掛けで殺すつもりではなかったのかもしれません。
こうして見ると、スレインというキャラクターへの我々視聴者の感じ方も変わってくるのではないかなと思うわけです。いろいろな事実や出来事を重ねてみると、より広く、深く作品に触れることができるのではないでしょうか。
ただ、上記の鑑賞方法は集中力を要求されるので、とても疲れます。また、日常系の作品など、細かいキャラクターの機微がストーリーに絡む作品でなければ、タダの徒労に終わってしまいます。そこまでする必要があるかどうかは、作品の中身を見て決めるべきでしょう。
いかがでしょうか。
TLやコメントを見ながら楽しむ実況向きの作品もありますが、あーだこーだといろいろ考えながら見ると、発見があった時の嬉しさはなかなかのものです。そういった興味と余裕がある時に、一度やってみることをオススメしたいです。
京アニ新作における、吹奏楽モノのアニメ化雑観。
超久々のブログ更新。
最近は全然アウトプットできていなかったので、その反省もこめて、定期的に更新はかけていきたい、とまあ、また三日坊主になりそうな予感はありますが、それはさておき…
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『響け!ユーフォニアム』という原作をアニメ化、放送は2015年4月ということですが、吹奏楽を中学、高校とやってきた身としてはいろいろ思うところがありそうな感じですね。放送に先駆けて、ポイントとなりそうな部分を書かせていただきました。
・音楽モノとしての難しさ
吹奏楽経験者ならユーフォニアム(自分の学校ではユーフォニウムという言い方をしてました)がどういう楽器かピンと来ると思いますが、吹奏楽が身近でない方にはどういう楽器かも想像しづらいぐらい、なじみは薄いと思います。そうすると、演奏シーンなどで魅せる絵作りをするのはけっこうハードルが高いのではないでしょうか。
音楽モノといえば、京アニだともちろん『けいおん!』シリーズがすぐ頭に浮かびますし、クラシック系であればちょうど放映中の『四月は君の嘘』などもありますが、バンドや、ヴァイオリン、ピアノなどと比べると楽器自体がマイナーである点が相当なハンデだと思います。それをどう扱うのか、シリーズ演出という謎の役職に就いている山田尚子さんの腕の見せ所といったところでしょうか。
・演奏シーンを魅せる難しさ
上記とかぶる部分もありますが、楽器自体のなじみが薄いと、アニメでの演奏シーンの動きを直感的に視聴者に理解してもらうのが難しく、そのせいで動き”だけ”で魅せるのが難しいのではないかと予想しています。
これだけだと分かりにくいと思うので具体的に言うと、ヴァイオリンは弓と弦を押さえる動きと出てくる音が直接的に結びつきやすい。ギターも同様ですね。ピアノは指の動き=音の動きそのものになりますし、手の位置が左右に動く=音の高低をイメージしやすい。
それに対して、ユーフォニアムはどうか。
ユーフォニアムにはボタンを押す箇所が4カ所しかありません。他の金管楽器も3カ所、4カ所のものばかりです。例外はトロンボーンで、スライドを前後させて音の高低を変化させるので、この楽器は絵の動きから非常にイメージしやすいと思います。
木管楽器はボタンを押さえる箇所が多いので、動きからは少し音がイメージしやすいと思いますが、主人公が担当しているのは金管楽器なんですよね。しかも低音系のユーフォニアムですから、主人公がかっこいい旋律で目立つ展開になるのは難しそうです。
また、吹奏楽では全体で40〜50人を超える人数になってしまうので、作画カロリーも高そうです。その意味では、オーケストラを主題にしていた『のだめカンタービレ』のアニメが参考になるのではないでしょうか。ただ、微かな記憶をたどってみると、演奏シーンの作画はけっこう割り切っていたような印象があります。
・楽曲のなじみの薄さ
吹奏楽を扱うわけなので、ジャンルとしては、当然、音楽モノになるわけですが、もう1つ難しいと予想されるのが、楽曲のなじみも薄いという点です。
クラシック系であれば、「曲名は知らなくても曲自体は知っている」というパターンがわりとあるんですね。有名な曲はドラマや映画、CMなんかで使われやすいですから、曲自体はなんとなく知っているケースが多い。なじみのあるフレーズが聞こえるだけでも関心を引きやすいわけです。
『けいおん!』シリーズでは、有名曲のカバーは数えるほど(翼をくださいぐらい?)でしたが、バンドがメインということなので、制作側で楽曲を作ってしまうという手段が取れるわけです。
果たして、吹奏楽モノではどうでしょうか。
オーケストラの吹奏楽版を除けば、純粋に吹奏楽の楽曲で一般層に認知されているような曲はほとんどないのではないでしょうか。吹奏楽経験者にはよく知られているであろうアルフレッド・リードなどもほとんど知られていないと思います。アルメニアン・ダンスとかすごく好きなんですが(最終楽章にはユーフォニアムの見せ場もあり)、誰やねんそれ状態になりそうなんですよね。
じゃあ、自分たちで用意できるかと言われれば、編成が大きいこともあって、ポンポンと何曲も用意するのは相当な労力になります。現実的に考えてその辺りも厳しそうです。
思いつくままに挙げてみましたが、今まで吹奏楽モノのアニメがなかったのはそもそもハードルが高かったというのも要因としてあるのかなと思います。
果たして、その問いにはどういった答えを京アニが用意してくれるのか、そういったところにも注目したいです。
p.s
PVの楽曲を聞く限りだと、ジャズっぽい方向にしようとしてますね。うーん、それは吹奏楽らしくはないんだよなぁ。
勝手に宣伝。羽海野さんのブログ。
先を越されたのでこちらも対抗して記事にしてみました。
『響け!ユーフォニアム』アニメ化に見る京都アニメーションと吹奏楽についての雑記 - 津々浦々日々上々
せんでん。
コミケの季節ですね。
皆さんはいかがお過ごしでしょうか。
私は土曜日はお仕事です(泣)。しかも、夜勤(泣)(泣)。
晴海の花火を横目に、この日もお仕事に勤しんでいることでしょう。
さて、今までの人生でコミケというものにはあまり縁がなかったのですが、今年の夏コミ、「コミックマーケット84」では、アニメ・マンガ評論刊行会(代表:たつざわさん @tatsuzawa )の新刊 アニバタ Vol.4・5 ([特集]P.A.WORKS ①総論ほか編・②作品各論編 http://www.hyoron.org/anibata4_5) に寄稿させていただきました。なにぶん、こういった寄稿は初めてなので、皆さんの反応が楽しみでもありつつ、不安もあり・・・といったところでしょうか。
3本。3本?
調子こいて、3本も書かせていただきました。アフォでしたね。
3本目の校正やってる時は若干後悔が頭をよぎりましたが、それもいい思い出です。
最後の最後で誤植を入れなければ(泣)(泣)(泣)
大事なことなので、3回(泣)を入れました。
文意は伝わる程度のミスなので、見つけても生暖かく見守っていただけると幸いです。
目次はこちら。
アニバタ Vol.5 [特集]P.A.WORKS ②作品各論編 目次
エンターテインメントのその先に さらなる高みを目指した『true tears』
CANAAN :
ゲームとアニメの幸福な関係 『428』と『CANAAN』の交差点
花咲くいろは :
家族がつなぐ、想いのリレー 『劇場版 花咲くいろは HOME SWEET HOME』を見て
作品各論ですから、当然、作品の内容についての記事ですが、アニメーションに対する自分の想いも十分に含ませることが出来たかなと思っております。でなければ、記事にすること、それを読んでもらうことの意味・意義が見い出せませんしね。
逆に言えば、作品を見ていただいていないと、記事の内容としてはご理解いただくのは厳しいかもしれません。まあ、3本もあるから(笑)、きっとどれかは見てもらってますよね!
もしよろしければ、感想などを聞かせていただければ幸いです。
買ってね!