narunaru_narunaの日記

こんにちは、なーると申します。主にアニメやクイズゲームなどのブログです。

アニメを見るときに気をつけていること(キャラの目編)

さてさて、早速最初のエントリーですが、普段、私がアニメを見ている時に気をつけていることについて書こうと思います。

アニメに興味があるという方には必ずしている話で、ツイッターでも書いたりしていますが、ストーリーをしっかり追いたい方、キャラの心理描写に注目して作品を見ておられる方はすでにご存知かもしれませんが、改めてここに書き記したいと思います。

 

アニメを見るにあたり、かなり大雑把に言えば「キャラ重視派」「ストーリー重視派」の2つに分けられますが、私は完全にストーリー重視派でして、特に脚本やキャラの行動原理、心理状態の移り変わりなどに注視してアニメを見ています。いわゆるキャラ萌えだったり、ギャルゲー的展開には苦手だったりします。まあ、昔は毛嫌いまでしていて見ることもなかったのですが、最近だとそういう作品でも楽しめていますが、基本はストーリーがしっかりしている、何度も見て楽しめる作品が好みです。

 

さて、本題ですが、

キャラの心理状態を読み解くにあたって、簡単に使えるテクニックを一つ書こうと思います。

アニメを見ていると、時々、キャラの顔上部の部分が画面の端で切れているシーンを見かけます。ちょうど鼻あたりで画面の上端が来ていて目が描写されていないケース。実は、これはキャラの絵が切れてしまったのではなく、「あえて目を描かなかった」と見るのが正しいと思われます。目を描いてしまうとキャラの表情が確定してしまい、「今このキャラはこういう心境でこういう顔をしていたんですよ」と視聴者に提示することになります。

 

じゃあ、なぜ描かなかったのか。

描かなかった、のではなく、描けなかった、そういうシーンだったということです。

 

全部が全部そういうわけではないと思いますが、間違いなくそういう傾向が見て取れます。目を描いて表情を提示するのではなく、あえて描かないことでその心情を視聴者に想像させる、そういうシーンだったという、サインなんですよね。

お話の中で、キャラの心情が非常に複雑だったり、ストーリー進行上、重要なシーンだったり、そういったシーンでこの「顔の上半分が切れている」場面が出てきます。こういったシーンが出てきた場合は、キャラの心理だったり前後のやり取りなどに特に注目してみるとよいでしょう。作り手側は重要なシーンだと位置づけている可能性が高いですから。

 

いわゆる、萌え中心の作品でも、絵コンテを担当される方によっては上記のようなシーンが見られます。こういったキャラの心理の動きがわかると、萌え系作品でもより楽しめると思います。

 

ぜひお試しあれ。