narunaru_narunaの日記

こんにちは、なーると申します。主にアニメやクイズゲームなどのブログです。

オープニング(true tears10周年記念、勝手に応援企画)

<オープニング>

十年一日の如くー。

岡田麿里ファン、あるいは「花咲くいろは」ファンならピンと来るかもしれないが、これは「花咲くいろは」第十三話のラスト近く、喜翆荘のことを語る皐月(さつき、主人公・緒花の母)が書いた手紙の出だしだ。十年という歳月は、何かを語り、何かを考えるうえでの区切りとして非常に切りがいい。

だが、それだけでは単に長い時間が経ったというだけである。

十年と一括りに言っても、何を思い出すか、いや正確にはその身に何を刻んできたかで感じ方が変わるように思える。また、その出来事自身をどのように振り返るかでも見える景色が変わってくるはずだ。

 

散々前振りをしておいて申し訳ないのだが、ここでの本題は花いろではなく「true tears」である。私の、P.A.WORKS作品と岡田麿里作品との最初の出会いである。当然ながら十年後にこの作品について語ることになるとは、当時は予想すらしていなかったのだが、そういった作品に出会えたことは、やはりとても幸福なことだろう。

 

正確にはどのようにおっしゃったのか記憶が定かではないのだが、ttを十年、二十年支持される作品にしていきたいと、作品プロデューサーであるナガッチョこと永谷敬之氏が語ったことは今でも覚えている。作品を支えていくのは作り手だけではなく、受け手の思いも大切であることは、皆さんもよくご存知だろう。

 そういうわけで、勝手に応援企画と題して、「true tears」の全話をレビューしていきたい。既に視聴されている方だけでなく、未見の方にも参考にしていただけると幸いだ。これが、P.A.WORKSが手がけ、岡田氏が監督を務める映画「さよならの朝に約束の花をかざろう」にも通じる部分がきっとあると信じている。

 

 

true tears Blu-ray Box

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 花いろと言えばこちらもオススメ。